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The Peacock Moth - Behind the Scene

作品「The Peacock Moth」について

 

「The Peacock Moth」を制作したのは、CGデザイナー 蓬萊美咲とプログラマー中野雄太、サウンドデザイナー 畑中正人の3名です。
本コンテンツは、デザイナーの蓬莱が、へルマン・ヘッセの短編小説「少年の日の思い出」からインスピレーションを受け、さまざまな蛾の美しい「カタチ」を模索して生まれた作品です。以下は最初期に蓬莱が描いたスケッチ。

本作品を実装する上で目標としたのは主に以下です。

・ライティングと質感
・美しいフォルムとアニメーション
・デジタルメイクアップと呼べるものになるか

本作品の実装スタイルは、最初の作品「EVERYDAY」と同様に、3DCGで蓬莱がデザインしたモデリングとアニメーションを中野がUNITY上でリアルタイムCGで再現してゆくというものでした。以下は初期に蓬莱が製作したCGのイメージ画像。

以下は中野の初期スタディーの様子。

蓬莱が中野の実装したデモを確認し、アニメーション、テクスチャー、オブジェクトなどを修正、それを再度中野が取り込んで修正というやりとりを何度もループして最終のビジュアルに辿り着きました。特にライティングと質感についてはこだわり、修正を重ねました。

以下はiPhoneで撮影した最終ビジュアル。



最終的に完成した記録映像もiPhoneで撮影しており、リアルタイムCGを使った実写モデル撮影の可能性も感じる作品となりました。


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