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WOW25th Anniversary Logo Movie Design

Motion

WOW25プロジェクトロゴを発展させ、有志のデザイナー3名(高岸寛、阿部伸吾、近藤樹)がモーションロゴを制作しました。本投稿では、それぞれが制作した映像作品を紹介します。

高岸による映像作品は、WOWに所属するメンバーの多様な個性が円を描きながら走り続けている様を描いています。ツールは、Houdiniを使用し、オブジェクトはテクスチャ込みでプロシージャルに生成しています。

 

Concept

有象無象な個性が集まり作り上げられた25年周年ロゴというイメージで制作しました。25周年ロゴの内部で、色、形状、動き、様々な特性を持った無数の個性たちが、ロゴにデザインされた無限に続く円の上を走り続け、作り上げ、積み重ねてきた様子を描きました。 – 高岸寛

 

 

続いて、阿部による映像作品は、手書きによるモーショングラフィックス表現に挑戦しています。本作品を手がける直前にアニメーションスタジオを訪ねたことがきっかけになったそうです。

 

Concept

WOWの真骨頂は『期待感』と『変化』
今回、見えそうで見えない何かを「感じる」「予感する」をコンセプトに動画を制作。「次に何をやってくれるか」と期待と、驚きを与え続けるWOWのものづくりに対する姿勢を重ねられる演出とした。ここまでの25年の月日で、全員で作り出してきた『WOWに対する期待感』これは世の中の変化に先んじ、惰性に甘んじず常に変化し続けてきたことにより生み出されたもの。WOWの真骨頂『期待』を超えるための『変化』、その態度を動画に込め最後は「リセット画面」で結んだ。 – 阿部伸吾

 

 

最後に、近藤による映像作品はハードウェアを制御して作り出すモーショングラフィックに挑戦しています。


Concept

紆余曲折。それぞれの個性が尖り、さまざまなベクトルに走りながらも、それらが集まってWOWを成してきたと思います。一見バラバラに見えるチームも、時に同調し、時に各々走り、そうして大きなビジュアル、うねりとなってまた次のステージへと走っていく。それらをレーザーと鏡を使った、空間のプロトタイプとして表現しました。合わせ鏡を用いることで、屈折したかと思えば鏡像空間では直線的につながっていたりなど、複雑さと面白さをもって、WOWのクリエイティビティの豊かさを表現したつもりです。 – 近藤樹

 

 

以下は、メイキング映像。

 

 

3名の個性と得意とする技術が光る作品が完成しました。今後のWOW25プロジェクトの展開にもご期待ください。

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