工場と遊園地

Factory and Fantasy

CONCEPT

工場と遊園地

現実と空想がやわらかに交差するインスタレーション wowlabは仙台クリエイティブ・クラスター・コンソーシアムの主催するイベント「OCCUR2009」に参加。「工場と遊園地」というインスタレーション作品の制作を通して、地域のデザイナーやアーチスト、科学者とのコラボレーションを試みました。 この作品の最も大きな表現的試みは、はまだしんすけ氏の制作するプロダクトデザインがwowlabのモーショングラフィックスに影響を与え、さらにモーショングラフィックスがインタラクティブアートに連鎖的に影響を与えていく点にあります。この状況を俯瞰して観察すると、物理的な要素とデジタルな要素が一体となって、大きなシステムを作り出しているかのように見えるはずです。 また認知科学の専門家である茅原拓朗氏とのディスカッションが、作品に大きな影響を与えるのも大きな特徴です。いかに科学的なアプローチで表現を作り出すか。これは我々にとって非常に重要なトピックスでもあります。このディスカッションの内容はインスタレーションの公開にあわせて、wowlabウェブサイトで公開する予定です。

 
FesLab クリエイティブ関連都市型フェスティバル調査研究会
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現実と空想

私たちの人生には現実的な側面と、空想的な側面があります。厳しい社会の現実を直視しなければならない一方で、わずかながらも夢を持ち、明日に希望を感じて生きていく。こうした現実と空想の狭間。境界線の上を、まるで綱渡りのように歩いていくのです。 「工場と遊園地」は、建築家、映像作家、音楽家、科学者による、実験的なインスタレーション作品です。空想と現実の境界にあるもの。そしてその境界そのものをテーマに、各分野の技術とイマジネーションを一つの作品として構築するプロジェクトでもあります。 この作品によって、メディアアートというものが、様々な分野の技術や知識を結集できる一種のプラットフォームになりうることを証明するものになればと思います。そして、この作品を体験することが、いつのまにか忘れていた空想を思い出すきっかけになることを切に願います。

DIARY
MEMBER
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antennasia

1999年、san (vo) とNerve (prog)により東京にて結成。結成当初より、エレクトロニカ、ブリストル・サウンド、ダブ、ジャズなど様々な要素を消化した独自のサウンドを展開する。現在は仙台を拠点に活動している。

茅原拓朗

1968年東京生まれ。博士(心理学)。宮城大学事業構想学部デザイン情報学科准教授。専門の知覚・認知心理学をツールに、「目カメラワークショップ」(インターコミュニケーションセンター)など、<発見の普及活動>に取り組んでいる。

はまだ しんすけ/ちっく

1978年生まれ。『物語的風景』をキーワードに物語が生み出されるようなコミュニケーションのきっかけとなる作品をつくります。2007年、国際家具見本市ミラノサローネ サテリテにバーチ材を使ったユニークな家具『ハッピーバーチディ』を出品。建築、家具、プロダクト、照明、サインなどでジャンルを問わず10以上の作品で受賞。

wowlab

仙台と東京で映像全般のプランニング、ディレクションを行う制作会社「WOW」の社内ユニット。インターフェイスとしての映像の可能性を探り、海外でもインタラクティブなプログラムを組み込んだ観衆参加型の作品を発表して注目されている。

EXIHIBITION

札幌駅前通地下歩行空間

札幌駅前通地下歩行空間で展示を行いました。 全日本空輸(ANA)のプロモーションとコラボレーションも行っており、作品の中にはゆったりと飛び立つ飛行機が現れます。今回のイベントでは、「工場と遊園地」をベースにオリジナル要素を加えた作品として上映。横幅25mの迫力ある映像空間に仕上がりました。

川崎みらいトンネル

新しく開通する首都高川崎線・大師トンネルの中で展示をしました。 トンネル内で直接投影するのは初の試みでした。コンクリートのスクリーンは想像以上に良い雰囲気になり、普段の展示とはちょっと違う空間に仕上がったと思います。一日のみでの展示でしたが、たくさんの方に見に来ていただきました。

Design Act(ロシア)

モスクワのウィンザボッドで開催されたアート&デザインイベント「DesignAct」展。 WOWは、プロダクトデザインを中心に欧州各国のデザイナーが参加した同イベントに映像アーティストとして招待され、インタラクティブインスタレーション作品「工場と遊園地」を展示しました。 プロジェクター7台を使用しモーショングラフィックとインタラクションを織り交ぜた横30mほどの映像を投影。雰囲気のある美しい空間と相まって、この作品が持つ独特の世界観を描き出すことが出来ました。

宮城県美術館

展示は宮城県美術館の2Fのフロア全体を使用しておこなわれました。いくつかの家具や彫刻に加え、数台のコンピューターによって作り出されるデジタルな映像表現。またantennasiaによる数回のライブもその会場で開催され、演奏に反応するかのようにインタラクティブに表現を変容させました。

これまでの展示

2013年1月23日から1月27日 金沢21世紀美術館 2012年3月27日から4月1日 札幌駅前通地下歩行空間 2010年10月3日 川崎みらいトンネル 2010年8月31日から9月5日 Design Act(ロシア) 2009年3月17日から29日 宮城県美術館

主催

仙台クリエイティブ・クラスター・コンソーシアム 宮城県美術館 仙台市 クリエイティブ関連都市型フェスティバル調査研究会

イベントに関するお問い合わせ

Feslab運営事務局

feslabo@gmail.com
http://www.feslab.net
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